無意識の偏見に気づいちゃった出来事

私、企業を応援する人として
ハラスメント対策や
コミュニケーション改善の
研修をすることもあり、
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)
には気をつけましょうねーと
お伝えすること多いのですが…
思わぬところで
自分の無意識の偏見に気づいちゃった話です。
「日本人学び方変えないとやばいよね!」
みたいな話で盛り上がった
友人とのランチの後、
3時過ぎに電車に乗ってたら
学校帰りの小学生たちに遭遇。
目の前に座ってきた
2人の男の子は
多分小学校1、2年生。
座ってきた瞬間から
この年代の男子特有の
擬音語を交えた
とても「会話」とは思えない
言葉の応酬が繰り広げられる。
カバンの中から取り出した
テニスボールで遊び始め、
落としては人混みかき分けて
ボールを拾いに行く
次、落としたり、私にぶつかりでもしたら、
やめなさいって絶対言う!!って決めて、
でも、めちゃくちゃ眠かったから
目をつぶって2人のやりとりを
聞くでもなく聞いていた。
その後ボールが落ちることも
私にぶつかることもなかったけど
終始なんかの戦いが繰り広げられていて、
あー、うるさい
どこで降りるんだろ
こんな子が2人も家にいたら気狂うな
とネガティブな思考が
ぐるぐる巡る。
と、何がきっかけかわからないけど
目の前の2人の小学生、
突然言語が日本語から英語にスイッチ!!
まぁ、見事なバイリンガル
それもにわかに学んだ英語なんかじゃなくて、
超自然なネイティブ英語!
薄目を開けて、
彼らの胸元に書いてある
学校名を確認。
おぉ!インターナショナルスクールだ!
彼らの顔を改めて見るも、
見た目は純ジャパニーズ!
英語だろうが日本語だろうが
うるさいことに変わりはないのだけど
私の彼らを見る目が変わってた
英語ができること、
バイリンガルであることが
すごいってわけじゃなくて、
7、8歳の子が、
誰の目を気にするでもなく
自由にのびのびできてるって
実は、すごいことなんじゃないの?
彼らが降りた後に座ってきた
同い年くらいの女の子。
魂抜かれたような感じで、
座ったかと思ったら倒れ込んで
眠り始めた
こっちが今の日本の
エリート小学生のデフォルトだよな、
って彼女をみながら、
AIに戦いを挑むような
暗記や正解探しの教育じゃなくて
これからの世界で生きていくために
きっと必要な感性を
自由にのびのび磨ける学校が
増えていくといいのになーって思ってた。
話はめちゃくちゃ飛躍するけど
バイリンガルキッズのような
エネルギーがそこここで溢れかえったら
これからの日本を変えてくれるはず!
このままいけば、
120歳くらいまで平気で生きちゃいそうな
私たち世代(バブル世代)を、
しっかり支えて欲しいなー
そのためには、
思わず支えたくなるような
可愛く賢いおばあちゃんにならねば!
と思った昼下がり