翻訳が好きになってきた理由

1週間ほど前に
1万文字を超える日本語を英訳する、
という翻訳のお仕事をいただき、

慣れない医療用語と苦戦しながらも
依頼主に感動されるレベルの
短納期で仕上げました😁

もう達成感しかない!
…のだけど、実は翻訳とか通訳って
あまり好きじゃなかったんです😅

日本語を英語に、もしくは、
英語を日本語にする、という作業は
「縦のものを横にする」だけで、

そこに何の価値も付加できていない
気がしてたから。

英語どころか日本語もまだ完璧でない頃に
海外に引っ越して

何もわからないまま、
アメリカンスクールに入り、

英語勉強する、というより
英語勉強せざるを得なくなったから

日本語を英語にしたり
英語を日本語にしたりするスキルは
一切磨かれずに大人になりました。

初めて和訳したのは、
大学時代に先輩の
英語の宿題を手伝った時。

教科書の文章を訳したのだと
記憶してるけど、

英語で理解した内容を表現する
日本語が見つからない!

面白いくらいに日本語の
ライティング力がなかった😂

そこから10数年後、
外資系自動車部品メーカーの
外国人役員の秘書兼通訳
として働くことに!

社内の全ての会議に一緒に出席し
その場のやり取りを通訳し、

社内の資料や議事録や
海外からくるメールや書類を
英訳、和訳することがお仕事。

そもそも日本語でも
よくわからない技術的な話を
その場で英語にする、とか

英語で理解して
なるほど!と思ったことを
瞬時にビジネスの場に即した
日本語にする、とか

めちゃくちゃ難しかった💦
いっぱい自信も失った💦

とは言え、仕事としてやるからには
自信を持ってやりたかったし
楽しくもやりたかったから、

身につけたのは
翻訳や通訳のテクニックではなく

目的を果たすために
できることを考えて実行する力😁

わからないことはわからないって言って、
ちゃんと説明をしてもらって
理解してから伝える、とか

ビジネスの場ではどうよ?と
思われるようなカジュアルな表現でも
伝えたいことが伝わればよしとする、とか。

そして進歩し続ける優秀なAIの活用!!

Google翻訳なんて、
当時は使う人の気がしれないくらい
クオリティーが低かったけど

今や、日本語の入力を工夫すれば
ほぼ完璧な英語にしてくれる!!

DeepLに関しては、もはや神!
(言語によって得て不得手はあるけど)

もちろん、まだまだ人の手を加えないと
伝わらないことも多いから、
そこが私の腕の見せ所☺️

「縦のものを横にする」
作業はAIに任せて

そこから先の、

わかりやすさ
表現のセンス
一貫性

なんかで私の価値が付加できるから、
気づけば翻訳の仕事、
どっちかというと
好き❤️な仕事になってた😆

大変ではあるんだけど、
今回みたいに
今まで関わったことのない
業界のお仕事は
新しいことが学べるチャンス!

広く浅くいろんな世界に関われることが
フリーで働くことの
メリットだなーって思うから、

ご縁があって舞い込んできたお仕事は
基本、ハイかイエスが喜んで❣️で
お受けしてます😊